オールシーズンタイヤとは春夏秋冬季節を問わず走行可能なタイヤです。

グッドイヤーのオールシーズンタイヤVector 4Seasons Hybridがこちらです。

V字型のミゾが特徴的ですね。

サイドを見るとこのような刻印があります。

Ｍ＋Ｓ→これはマッド(泥)とスノー(雪)を表しています。
ぬかるみなどの悪路や少しの雪であれば走行出来るという意味合いとなります。
そして山に雪の結晶の刻印はスノーフレークマークと呼ばれ、寒冷地での雪上走行テストをクリアしたタイヤに刻印されますのでＭ＋Ｓだけのタイヤよりも雪道での走行性能が高い証明となります。

オールシーズンタイヤは夏冬ともにノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの中間の性能を発揮します。
夏冬とタイヤを季節ごとに交換する必要が無いというメリットがあります。

デメリットとしては、ある程度の積雪には対応しますが、豪雪地帯や凍結路面には向かないようです。真冬の北海道での使用は難しいと思います。年に数回しか雪が降らない、降ってもそんなには積もらない地域では有効なタイヤと言えるでしょうね。

なお冬専用のスタッドレスタイヤには二つの刻印とは別に、必ずSTUDLESSと表記がされています。

関連項目
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの違いって？
スパイクタイヤとは？
アイスバーン（凍結路面）とは？

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