2022.08.26用語集【か行】
タイヤのならし運転とは?(皮むき)
皮むきとも呼ばれます。タイヤは表皮が削れることによって安定した性能を発揮できるようになります。タイヤをホイールに組んでからしばらくの間は「ならし運転を」を行う必要があります。新品タイヤの場合は乾いた路面で時速60~80km以下で最低でも100㎞以上を走行することが推奨されています。
ならし運転前のタイヤは表皮が剥けていない状態です。
ならし運転後のタイヤはトレッドの表皮が剥けています。
スタッドレスタイヤの場合は雪が積もってから新品タイヤで走行すると、本来の性能を発揮できない場合があります。積雪前に余裕を持って乾燥路面を走行して表皮を剥いておくことが重要です。中古タイヤは皮剥きの必要はありませんが下記のような注意が必要となります。
新品、中古タイヤのどちらもホイールに組み付ける時に滑りを良くするビードクリームを塗って作業を行いますが、しっかり乾燥する前だと急ブレーキ、急発進した時にタイヤがホイールの周りをズルっと滑ってズレてしまいホイールバランスが崩れてしまうことがあります。
表皮が剥けるまで、なおかつタイヤがホイールにしっかり馴染むまでは、急ブレーキ、急発進などに注意して走行してください。また、高速道路の利用も控えましょう。装着して一週間程度経過したら空気圧チェックを行い調整をしてください。
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