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2022.09.16タイヤホイール「雑学」

薄口レンチ活用術「150ランドクルーザープラド編」

作業をする上で無駄なことはしたくありません。
車両からホイールを外す時は特にそうです。
このアウディはボルトカバーになっているセンターキャップを外さないとボルトを緩める事すら出来ないので諦めて外します。

ところでトヨタ ランクルプラド(150系)の場合はナットホールが見えています。
※画像は車両から外した状態です。
アウディアルミホイール

しかし、よく見てみると・・・
150ランクルプラドタイヤホイール
ナットホールにセンターキャップがかかってます。

ピンクのラインにレンチが当たってしまいます。なぜこんなデザインにしたのかミステリーです。

いっその事、全部隠してくれた方が諦めもつきます。タイヤを脱着する度にセンターキャップを外さなきゃいけないんですね。ナットが見えているのに・・・

車両に装着した状態での外し方は、まずナットホールからセンターキャップをのぞき込んで切り欠きを探します。
プラド センターキャップのアップ

そこに工具を引っかけて外すということなんですね。
プラド センターキャップ切り欠き

パカっと外れます。今回は樹脂製の工具を使用しています。
プラド センターキャップの取り外し

でも、タイヤ交換の度に外すのは面倒ですし、傷をつけてしまうリスクもありますよね。

そこで「薄口レンチ」です。
通常レンチと薄口レンチ
中のサイズはどちらも21mmで一緒ですが外径が違います。

通常レンチの外径は約30.5mm。
通常レンチの直径

薄口レンチの外径は約27.5mm。
薄口レンチの直径

念のために薄口レンチに傷防止用のテープを一周巻いて・・・
レンチのテープ巻き

これでセンターキャップを外すことなく、傷を付ける心配もなくランクルプラドからタイヤホイールが外せます。
レンチのテープ巻きで傷防止
傷を付けてしまうのが心配な方はセンターキャップを外してから作業をしましょう。

※試される場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

 


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