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2023.01.23タイヤホイール「雑学」

新型トヨタ60プリウスの純正タイヤホイールについて

トヨタが1997年に世に送り出して大ヒットしたプリウス(PRIUS)ですが五代目が発売されました。
50プリウス以前のモデルにお乗りのオーナーも新型に乗り換えを検討しているのではないでしょうか?

新型の60プリウスですが、50プリウス以前の純正タイヤホイールは使えなくなりました!
ホイールのPCDが100から114.3に変更され、タイヤサイズも変わったので装着することが出来ません。


グレード別のタイヤホイールのスペックは以下の通りです。

【GとZグレード】
ホイールサイズ:19X6.5J 114.3-5穴 +40
タイヤサイズ:195/50R19

【XとUグレード】※Xグレードは法人向けモデルとなります。
ホイールサイズ:17X6.5J 114.3-5穴 +40
タイヤサイズ:195/60R17

※純正アルミホイール用ナットは従来通り平座となります。

以前の50プリウスではタイヤサイズは195/65R15または215/45R17でした。(G’sは215/40R18)
なんと、2~4インチ以上ホイールが大きくなっています。

よく見ると新型は19インチでリム幅が6.5Jという細いホイールが標準装備となっています。2023年1月時点では、ほとんど市販されていないサイズですね。


さて、雪国に住んでいる人なら避けて通れない問題に「スタッドレスタイヤ」があります。

夏タイヤとスタッドレスタイヤのタイヤホイールを、それぞれ所有している人がほとんどではないでしょうか?

夏と冬で同じホイールを使用すると、年に二回(春と秋)脱着、組換え、バランスという作業工賃が発生してしまいます。
夏冬各1セット持っていると脱着だけで済むメリットがありますよね。

GグレードとZグレードでスタッドレスタイヤを195/50R19で用意するとなると1本26,000~38,000円が新品の価格となります。(2023年1月現在)

195/50R19のスタッドレスタイヤはなかなかのお値段です。


実はGグレードとZグレードには、メーカーオプションで17インチのカバー付きのスチールホイールタイヤが用意されています。
つまり17X6.5J 114.3-5穴
+40のホイールが装着が可能ということです。


19インチ標準の60プリウスは、インチダウンして195/60R17にすることが選択肢として残されています。
夏は純正標準装備の195/50R19、スタッドレスタイヤは社外ホイールに
195/60R17がコスト的におすすめです。

※トヨタ ライズのタイヤのみは195/60R17の同サイズなので使えますが、ホイールはPCDが100-4穴なので60プリウスには流用できません。


ご来店くださいましたお客様の新型トヨタ60プリウスです。新色「マスタード」の鮮やかさが際立っていますね!

夏は標準装備の19インチ、スタッドレスタイヤは別車種のトヨタ純正17インチホイールを流用されるとの事です!

ご来店ありがとうございました!


関連項目
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純正から社外ホイールへの変更は適合するナット選びが重要!
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